春分の『自然派バイオハッキング』発売とWBC日本優勝

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3月21日の春分の日に『自然派バイオハッキング』ついに発売

僕も早速注文し、本が届いた。

裏表紙はこんな感じ。

本棚に入るとこんな感じ。

嬉しい。こうしてできあがると本当に嬉しい。ここまで来るのにどれだけのステップがあったことだろうか。執筆、情報収集、事実確認、編集、添削、表紙づくり。

まるでWBCのようだ。宮崎キャンプ、壮行試合、予選、準々決勝、準決勝、そして決勝。

いろいろな意味でWBCとの接点を感じる。春分の時期に日本がアメリカを下し世界一に君臨した意味は大きい。2023年の春分は新しい時代の始まりの大きなターニングポイント(転換点)だと言われているが、その新しい時代はアジアから始まると思っている。大谷翔平がインタビューで言ったことも象徴的だ。インタビューアーの「日本の野球がますます注目されていくことになると思うが、この先に向けてどんな思いか」という質問に対して「日本だけじゃなくて、韓国もそうですし台湾も中国も、その他の国も、もっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかったなと思いますし、そうなってくれることを願っています」と答えた。

決勝ラウンドに進めなかった他のアジア諸国への気づかいとも受け止められるが、僕はもっと深い意味があると思う。そもそも、アメリカに勝って世界一になりたいという大谷選手や栗山監督の発言の裏には何があるのか。日本人全員が長い間何となく感じてきた思い。野球だけではない。映画の世界でも、ハリウッドでアジア人が主役を演じることはずっとなかった。そう、欧米中心、白人中心の世界の中で、東洋人、アジア人はずっと下に見られてきた。日本人だけでなく、アジア人全員が。これは人種の問題でもある。黒人の場合少し違うのは、彼らは身体能力に長けていて、ことスポーツの分野では、白人に引けを取らないどころか超えるぐらいの活躍を見せてきた。全体的に背も低いアジア人はスポーツの分野ではずっと劣等感を感じてきた。だからこそ、193センチの長身でメジャーで活躍した大谷翔平を観て、多くの日本人、そしてアジア人は爽快な気分を得るのだ。

サッカーではまだ世界の壁は厚いが、長年国民スポーツとして取り組んできた野球では、ようやく世界レベルに到達した。長い歴史の中で積み重ねてきた努力がついに実を結んだのだ。日本の優勝は日本人だけのものではない。韓国や台湾にもメジャー級の選手はたくさんいる。今回の日本の優勝は、アジア人の身体能力でも、技術をアップさせることで勝てることを証明したのだ。これは確実に他のアジア諸国の選手たちにも火をつける。韓国や台湾、中国からどんどんメジャーに行く選手が現れ、メジャーリーグでの人種構成が大きく変わることだろう。そしてそんなアジア人選手の活躍は、アメリカ人の集合意識に新しい世界観を植え付ける。ハリウッド映画でも主役を演じるアジア人が増えてくると思う。

アジア人が白人と対等に評価させるようになれば、アジアの文化と世界観も同じように評価されるようになる。そう考えると、やはりこの勝利は2023年の春分のエネルギーに影響されたのではないかと思える。しかもドラマチックなエンディング。メキシコ戦でもアメリカ戦でも、誰が書いたのだこの脚本は、という試合展開だった。

では、『自然派バイオハッキング』とのつながりは?

読めばわかるが、これはアジアから世界を変える話なので。

自然派バイオハッキング―日本の里山で発酵させたシリコンバレー発の長寿健康法

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